1.単語の整理は二つのアプローチで
a. |
話題で |
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環境、金銭、気象、教育、犯罪といったジャンル別に整理するには、ある話題について書かれた文章を数枚読むのがベスト。単語本も話題別に整理されています。 |
b. |
接頭語、接尾語で |
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知らない単語もかなり推測でき、派生語も自然に記憶でき単語への興味がふくらみます。 |
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<接頭語> |
pre-「以前の」、 com,-con- 「共に」、inter-「相互の」、trans-「越えて」、 mal-「悪の」、inter-「以前の」、ex-「前へ、外へ、超えて」、in-「中へ」、 dis-「取り除く」 |
<接尾語> |
-cure「気を配る」、 -spire「吸い込む」、 -quire「求める」、 -ceed,「進む」、 -claim「叫ぶ」、-stall「置く」、-quaint「知らせる」、-charge「積み荷」 |
<接頭語と接尾語で
構成される単語例> |
in-spire「吹き込む」、in-stall「設置する」、 pre-cedent「前例」、ac-quired「獲得した、後天的な」、pro-ceed「前進する」、
mal-ignant「悪意ある」dis-charge「放出する」 |
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2.長文の内容一致選択問題
空所補充より得点率がよく、取り組みやすい問題です。問題文は二つ、1問に五つの設問があります。一つの設問が2点で、合計20点です。全体の2割、空所補充とあわせて4割が長文の読解です。
問題文が時間内(1問12分)に正確に読めるかどうかは、英語力もさることながらその話題をよく知っているかにかかっています。日ごろから新聞やテレビなどで時事問題に関する情報を集めて関心を寄せておきましょう。出題されやすい話題は、環境、健康、科学、社会問題で、政治経済のような複雑な内容は見かけません。その内容を日本語で読んでもわからないものは、英語ではさらに理解できないのは事実です。
《長文読解 攻略法》
- まず、本文より前に設問文を読む。
- 設問文中の主な単語にアンダーラインを引く。
- この質問の答えはすべて本文の中に隠れているので、それを探し出す。
- 本文を読む。キーワードと、キーセンテンスを捉える。
- 読みながらアンダーラインを引いた単語に出合ったら、本文中にもアンダーラインを引き、設問の番号をふる。
- 答えのヒントはアンダーラインの前後にある。
- 4択で迷ったら本文に戻る。あくまでも設問に答える。
- 常識に反するものは正解ではない。
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