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単語力アップのはしごは、下から順番に落ちないように、一歩一歩しっかりと足元を固めて全身で登頂 |
単語習得 準1級に合格するには、2級からプラス2000の必須単語を覚えなければなりません...と言われると、みなさん自信がないかもしれません。でも、そんなに驚くことはありません。一つの単語に生ずる二つ三つの派生語を覚えていけばよいのですから、2000の1/3わずか 700個なのです。 次に、この700単語の使われ方をよく知る、よく理解して記憶に定着させること。試験ですぐピンとくるように(30秒ぐらいで)日ごろから使いこなしておくとよいですね。 そこで、まずはCD付き単語本6000語レベルを書店で見つけてきましょう。単語のほかに派生語・熟語はもちろん絶対例文付きを選びましょう。さらに細かくいうならば、英文と和文を別ページに表記しているものがオススメです。自分でまず試し和訳ができ、すぐ正しい訳もすぐわかり、読解力にも役立つからです。 さらにCDを聞いて正しい発音を確認したあと、音読を何度もくり返しましょう。私の授業では毎回最初の30分間は「音読暗唱」です。とっても騒々しいクラスですが、周りを気にせず一心不乱に8分ぐらい英語で声を出すと、集中力も高まり、頭が英語化されるのです! CDはリスニング効果におおいに役立ちます。自分で確認済みの文は聞いてよくわかるのですが、まだ確認していない部分はさっぱりという感じです。注意点は「読む」と「聞く」を同時にしないことです。必ず別々にすることがコツです! 「文字で読んだ文はあんな風に聞こえるんだ」という経験を重ねると、何度も聞いているうちにこれから先の英文が、自然に「音」で頭をかけめぐるようになります。こうなると効果抜群ですね。長続きさせるには、欲張って1週間に多くやりすぎないこと、10ページ以上はしないことです。 さらに「書いて覚える」という、体の機能をフル活用して覚えましょう。目、耳、口、手...。語学は首から上のスポーツなのです! ここまできたら最後に単語テストをします。私の授業では1週間に一度、単語テストを必ずしています。教室の壁には前の英検から次の英検までの成績がびっしり張り出されているので、サボれない状況にあります。そして一つの真実は赤丸(80%以上できた印)多数者が着実に合格していくのです。 実践問題を解く 1週間に1回分を目安に解いてみましょう。過去問題、模擬試験、各社からでている英検関係の問題集が最適です。できないときは2回以上時間を置いて再度挑戦すること。できなかった問題にはチェックを入れておきましょう。チェックの数をどんどん減らしていくようにします。また、15分間(問題1に使える時間)でいくつできるか時間を計りながら挑戦するもよしです。 問題の解き方 ここからが本来の攻略法です。4択判断のヒントは文脈、同意語・反意語! 2段目までを実践した方は4択の選び方を自然に習得し始めます。
以上を実践した人のみが、登頂に成功です!この単語力は問題2以降の財産です! 熟語・イディオムは適切なテキストを選ぶこと。私の一押しは「米語イディオム練習帳」です。 |
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